連 絡 の 窓           

                          令和3年3月号
           
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平成31年2月分
平成31年1月分
平成30年12月分
平成30年11月分
平成30年10月分
平成30年9月分
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平成30年4月分 

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令和元年10月分
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令和2年度

令和3年2月号
令和3年1月号
令和2年12月号
令和2年11月号
令和2年10月号

令和2年 9月号
令和2年 8月号
令和2年 7月号
令和2年 6月号
令和2年 5月号
令和2年 4月号 


 
               ・会員の皆さんへ。
           「連絡の窓」を時々開いて、事務局からの連絡の確認や新情報を見てください。
           新型コロナウイルスによる感染者は減少しつつありますが、気を緩めずに散歩や運動を行い体力向上に
           努めてください。
 
       3月20日更新   佐藤茂晴さんからの連絡
   『Zoomでオンラインを楽しむ会(仮称)』へのお誘い

 ガイドの会(2,4,6班)の皆様へ

 新型コロナ禍、緊急事態宣言は3月21日で解除されますが、市内の感染者数は870人を超えています。
ワクチンの朗報もありますが、まだ確かな道筋は見えておりません。まずは自己防衛ですね。

そうした中、新しい生活様式が叫ばれ、その一つにオンライン会議、オンライン授業などが推奨されてい
ます。「ガイドの会にもオンライン会議を導入したら」との意見も出ましたが、会としては連絡の窓がある
事や、導入環境が未整備で時期尚早との見解に至りました。一方、個人ベースでオンラインをやってみたい
と言う声もあり、「2班の有志+2名」で、昨年12月からオンライン会議を実施しております。会議では、
史跡などの疑問や情報を相互に提供し共有を図っています。

 この度、下記呼びかけ人により、首題の会への参加をお誘いいたします。ほとんどの方が未経験と思い
ますが、PCの簡単な操作を覚えればあとは簡単です。お気軽にご参加いただきたいと思います。

 尚、今回は、皆様偶数班の方々への案内です。
(奇数(1,3,5)班の皆様へは、別途3月30日案内します。 申し込まれる方々への利用開始までの対応
等を要す事から案内を分けさせていただきました。)

                記

 目的  1、オンラインミーテイングの参加者および主催者になるためのPC操作を学ぶ。
2、ネットワークを通じ史跡等の情報を共有。勉強会や雑談会などもあり。個々にはオンライン
 飲み会もできます。

 参加  1、ガイドの会会員でパソコンを所有していること(スマホでもできます)。
       2、会費 無料。
      3、会議 月1回予定
      4、会場 各自宅等。 時間 40分(オンライン料は、基本的には無料です。)
      5、入退会 自由(条件はありません)。先ずは1歩踏み出してみませんか。
   指導  会員の中の経験者。
   申込  佐藤茂晴宛て(メールでお願いします。経験の有無を添えてください)
      booksatou@m3.gyao.ne.jp

        第1次締め切り 3月31日
       その他 詳細は会の発足時に参加者の御意見を聞いて決めます。
        参考  会議アプリZoomを使用(Webサイト等から無料アプリをダウンロード)。
       接続機器 パソコン(ノート型、デスクトップ型)、スマホ。
       ご不明な場合は、現在のご利用状況等をメールにておうかがいいたします。

            以上

        令和3年3月20日  呼びかけ人
        田村哲三 小川岱三 佐藤茂晴 江田隆史 石橋茂 塩崎恒一(順不同)

 
 
    3月16日更新  谷田(か)さんからの情報 
          二代目ビリケンさんのイベントが3月27日から開催されます。
 
 
 
     3月16日更新  田村副理事長からの情報
        93 六社神社と深井新田の渡し跡
 
 
     3月16日更新  中野和さんの携帯メールアドレス変更
               新アドレス nakano2217@ymobile.ne.jp   
 
    3月12日更新   一茶双樹記念館、アトリエ黎明、見世蔵の管理者が変わります 田村副理事長からの連絡
     一茶双樹記念館、アトリエ黎明、見世蔵の管理者(賀来さん)が3月末で終了し、4月1日からは(株)流山ツーリズム
     デザインが管理者となります。
     経営者はカドワキイチロウ氏(合名会社わんぱく)です。
     詳細が分かりましたら4月号に再度掲載いたします。
 
 
    3月1日 
      当会の活動は、新型コロナウイルスの感染防止のため1年間の休止をせざるを得ませんでした。定例会もこの1年
    間開催することができませんでした。会員の皆さんで体調を悪くしたという情報もありませんでしたので、皆さんが
    無事に乗り切ったものと思われます。今後も十分に身を守っていただきたいと思います。
    新入会員の皆さんには、ガイドの実施経験を踏むことができない1年間で、モチベーションが落ちていることと思いま
    すが基礎をしっかり身に付ける期間としてください。
    皆さんの近況報告をありがとうございました。皆さんが各自健康管理をされたり、勉強もされたりで頼もしく思います。
     (名前は敬称略) 
          
    青柳  近況は文字通りの自粛中。近所の散歩程度。
最近の出来事では、先日、商工会議所青年部から4月にリモートで流山の歴史の講話依頼
あり、私が注意しな
がら処理しておきます。

次に、周知懸案改善努力中の光照寺から須藤力五郎の墓所移転につき(入り口近くに)墓地発掘の電話連絡あり
立ち会いましたが残念ながら
頭蓋骨は出ませんでした。住職は土に帰ったのだろうと言っていました。
同寺とは更に関係改善に注力していきたいと思っています。
     
     石戸谷  天気の良い日に妻と少しドライブ。大杉神社、野田愛宕神社、など寺社めぐり。人も少なく、空気も良く、
少し散歩など。
     
江田  健康増進とボケ対策の為、テレビ会議による史跡勉強会(2班他)やその関連での史跡見学、食糧買い出
し付添、適度な散歩等々コロナ対応の日々を過ごしております。現状は至って健康です。
 アマゾンにネット注文しての読書三昧です。足腰が弱くなり、時々一人で史跡巡りに出かけ、活動再開時に
備えています。

暮れに植え付けたラナンキュラスとアネモネの球根が厳冬期に芽を出したので、 毎日防寒シートの開け閉め
で成長を見守っています。
   
岡本  娘の家の引越応援で連絡が遅れました。
基本、ステイホームです。散歩に 本町コースを加えて時々ガイドのつもりになっています。先日、流山の呉
服屋のお話を、一茶双樹記念館で聞いてきました。明治期栄えた、三河屋呉服店の蔵で現在も残っている4棟
を今度確認したいと思ってます。
   
小川  2班は佐藤(茂)さんにリードして貰って、12月から月に一度zoomを利用して 勉強会をしています。
庚申講や手児奈伝説など。(2班のメンバー+αで) 一応、元気にはしています。
   
落合   こんにちは、いつもご連絡ありがとうございます。先日暖かい陽気に誘われて、一人雛めぐりをして来ました。
一茶、アトリエ、寺田屋、福祉会館と歩きましたが…訪れている人は、残念ながら少ない様子でした。
 
   
佐久間   ご無沙汰しておりますが、皆さんご健勝のことと思います。
小生、家庭菜園も冬場は作る作物がなくウォーキング以外あまり外出せず退屈な日々を送っています。
ウォーキングは1日に11~15㎞(14,000~19,000歩)位です。
   
佐違  昨年4月に緊急事態宣言に成った際、娘どもから「父は肺に疾患が有るので掛かると危ない」と脅かされ、
その後は真面目に自粛をしていましたよ。ところが夏になって、脚力が完全にヘタって居るのにビックリして、
慌てて歩き始めました。お陰様で現在は、何時再開されてもOKの状態です。
(一茶道は大丈夫かな?)でも、問題は頭の方はチョット心配ですね~でも再開となれば喜んで、お得意の
一夜付けして頑張りますよ~再開を楽しみに生きてます~よろしくお願いします。
   
  佐藤(茂)  自宅周辺の人通りない裏道にて、脚のリハビリを継続実施中。
自己学習~人のいない日時場所にて寺社や路傍の石神仏の現地調査。
オンラインリモートによる私的な集い(Zoom活用)~2班メンバーを中心に史跡等をテーマに12月より3回
実施。今後も月次で継続実施予定。(田村さんのご指導のもと)。
   
  佐藤(弘)  お疲れさまです。私は今断捨離しています。まず本とCDを半分にしようとしていますが、なかなか捨てられ
ず困っています。それが落ちついたら「流山のむかし」を読んで復習します。6年前に作った予想問題を作り直
すつもりです。
   
  佐藤(仁)  流山市の感染増加を見て自粛生活で家に閉じこもりです。
電車での出かけも怖い感じです、緊急事態解除もまだ先かなと思います。自宅の周りをウロウロ散歩のまいにちです。
   
塩崎  3月定例会中止の連絡了解しました。近況ですが、史跡につきましてはテーマごとの深堀を行っていまして
楽しんでいます。運動不足にならない様毎日1時間位コースを代えてウォーキング進行形です。
三寒四温のサイクルが続いていますが、史跡ガイドの復活願っています。
   
鈴木  私は、2、3日に1回、1時間のペースで散歩をし、体力の維持に努めています。近くに広池学園があり、散歩には
打ってつけの場所です。もうすぐ3月下旬には、桜が満開になり、今から見頃を楽しみにしています。
もう一つの趣味は、オカリナを吹く事です。今の練習曲は、マルタ島の砂です。
   
  関口(晋)  昨年は長崎の野間土手を、そして今週は、流山豊四季霊園の南側に隣接する野間土手を見てきました。
こちらは長さ150m以上は有りましょうか、霊園と商業施設との間に、風景的にも美しく管理されているように思
えました。消えゆくものも残るものも、どちらも未来に対して貢献しているのでしょうね。
   
  関口(亘)  コロナに感染した場合、万一のことを考えて、急きょエンディングノートを作成しました。
葬儀(会場、遺影写真、死亡時の諸届のまとめ等)、資産整理、家系図、親族の連絡先、年金、通帳、カードの
整理、私がこれまで歩んできた道のまとめ、不用な資料、写真等の廃棄。コロナのお陰で懸案事項を一挙に整
理することができました。これで家族も私も一安心です。お墓は、長栄寺(おおたかの森駅近く)に2年半前に
建てました。(位置は小山小学校寄り) 当会のHPと「連絡の窓」の引継ぎだけが心残りです。
週に4~5日、6000歩以上歩くようにしています。
   
高橋  小生の近況は、野々下福祉会館でプロの講師に付いてのクラシックギターのレッスンと演奏です。
午前中はその練習で毎日譜面とにらめっこしています。4月20日にアミュゼ柏で独奏発表会があります。予定
曲目はビゼーの「ニ短調組曲」です。
午後からは史跡案内ルート特に東部南部地区の散策です。前ヶ崎 北千葉導水路 坂川周辺をウォーキングする
のが日課です。
   
 田村(哲)  2班の有志+2で、昨年暮れからオンライン会議を開催しています。ガイドの疑問点など情報交換と共有を図
っています。個人的に行っているものですが、いずれ参加希望者を募る予定です。
   
 田村(隆)  今日は!今年は春の訪れが早そうですが、コロナの影響で花見も出来そうもないですね!ワクチンを接種す
るかどうか考えるところですが私は受けようと思っています。それによって早期の終息を願います。それにして
もガイドについては活動自粛から早、一年になりますが再開が待たれるところです。
この一年は全ての行事が中止となりましたので体をもて余す始末でした。ところが、新年度は自治会の副会長
をどうしてもと頼まれ受けざるを得ませんでした。ですからガイドの行事にも影響すると思いますが、何とか両
立していきたいと思っています。皆さんとの再会を楽しみにしています。
   
千代田  史跡ガイドの会の皆様の様に研鑽を積む事は出来ませんが、近頃、春のようなお天気に誘われ、2月20日は、
「灯環」でシホンケーキセットを食べ、二階の天井の骨組みを見てきました。2月23日は、流山福祉会館にて
「うさぎ雛」の講習を受け、ガイドをする時の一助になれば?と、楽しんでいます。
以上、近況報告です。
   
中川  思い付いた時に、軽い運動を兼ねて流山本町界隈を自転車で廻っています。1か月くらい前に陣屋跡を通り過
ぎたら若い人(二人組)と中年の人(こちらも二人組)が観光協会の看板を熱心に見ておられました。
   
豊口  マイペースで過ごせる普段の生活の貴重さが再認識されたこの1年でした。先ず体力維持が基本と思い自分で
散歩コースをいくつか作り(江戸川堤コース・クリーンセンターコース・柏の葉公園コース・西深井コースなど約
7000歩コース)実践しております。家族とは離れているのでイベントに合わせて(誕生会・記念日など)千葉・岡
山・群馬を結んでオンラインミーティングで交流しております。旧友(会社・学校仲間)とはコロナ収束後の再会
を楽しみにラインで情報交換を続けております。最近は大河ドラマ「青天を衝け」が始まったので「論語と算盤」
を読み、書棚から城山三郎の「勇気堂々上下」を何年ぶりかで引っ張り出し読み始めました。ガイドの皆さんと元
気で再会するのを今から心待ちにしております。
   
 中野(和)    連絡の紹介記事で、行ってみたい場所はありますが、このところ、交通機関を利用しての外出はしていないので
叶わずです。ステイホームの生活で、ボーツとのんびり過ごしていますが、何とか元気にやってます。コロナ禍が
収束して、活動が再開できますようにと待ってます。
   
 中野(隆)  自転車や車で、石仏を巡っています。また、TV映画を録画して、暇な時間に見ています。
   
長谷川  いつもメールでのご連絡有難うございます。何か気になることがあると資料に目を通したり、 ボケ防止のた
めに学び直しをしています。おおたかの森や豊四季方面まで歩いたり、月一位に
手賀沼温泉に出かけ、温泉とサ
ウナでリラックス、英気を養っています。我が家と北小金駅
往復、我孫子駅と手賀沼温泉往復で2時間近く歩き
ますので、フィットネスジム休止の間の
運動不足にも役立っています。
馬場   流山本町の実地研修のため勉強したのが、またすっかり忘れました。開催に備えて畑ばかりでなく勉強も再開
いたします。
 
日野    俳句と短歌はメールのやり取りで投句投歌して良い作品を選ぶ批評もメールにて月一のペースで遊んでます。
はまっていますのは競馬です。土日の昼からは集中してます。思うような結果が出てないのが残念です。
   
平本  コロナ禍でのこの一年間、私にとっての定例行事は2か月ごとの通院(都内)と月1回のネット句会が中心。
それ以外は筋力維持目的に自宅界隈を独りただただ歩くのが日課→拙句「大寒のただただ風を歩きけり」。
目標歩数は1万歩。
また断捨離を兼ね黄ばんだ古本の再度の読み漁りとパソコン遊び等々。 お蔭で甚だしい視
力低下も(それとも幾何級数的な加齢化の進展?)。

いつもの日常を取り戻し、喫茶店OBでの皆さんとの会話を楽しめる日がいち早く来ることを切望している今日こ
の頃です。 
   
古瀨  昨年6月に歩き過ぎて左足足底筋膜炎に罹り、二週間ほど痛くて歩けない状態が続きましたが、整形外科で治
療・リハビリの結果、ほゞ回復し毎日7~8,000歩は歩いています。この一年、家族との会話や親族との電話
連絡位しかできないままで会話に飢える日々を過ごしているのが残念で仕方ありません。
最近は、孫の読んでいる小学生新聞や、中学生の愛読小説を借りてじっくり読んだりして気を紛らしている日々で
す。活動再開に向けて、資料類の整備・見直しも始めたいと思っています。一日も早い、再会を楽しみにしています。
宜しくお願いします。
宮河  お世話になっております。 巣ごもり状態ですが、毎日の散歩は続けています。
   
 谷田夫妻 健美  日本語講師として、外国出身者への日本語の指導をしておりますので、 漢字検定に向けて勉強しており
    ます。

かをる 流山北小学校を週2日午前中、臨時講師として手伝っています。 普段は2年生担当ですが、昨年から6年
    の「総合的な学習の時間」の
本町紹介のビデオ作りに協力しました。歯がゆさを感じることもありました
    が
子ども達の意欲を大切に考えました。
    本町についての資料に目を通した時、ガイドの体験が減り、いろいろ忘れている
ことに怖さを覚えました。
    関連の本を読むようにしています。

  運河のまわりに、朝日グットモーニングに出たように、行列のできるケーキ屋、ソーセージ店、新川カフェ、
 松まるができました。ビリケンさんの所には、台座や賽銭箱が新しくなりました。
新しいビリケンさん設置のた
 めの準備のため、今は像がありません。

 桜の季節には像が設置されるのでしょうか?新しくなりましたら、ご連絡します。
   
吉岡  いつもありがとう御座います。私は今年度自治会長を仰せつかりコロナで行事はことごとく中止となり、現在
対面総会はできませんが書面表決総会に向け準備に精を出しています。体調管理には気を付けて元気しています
が、ガイドの勉強はまた仕切り直ししなければ、と反省です。
   
 匿名希望  最近は、コロナ感染予防に十分配慮しつつ、持病治療のための病院通いの日々がメインとなっております。併せ
て、不要不急の外出は避け、ステイホームを守っていますが、それだと体力が落ちるため、週1~2回スポーツク
ラブに通って体力維持に努めています。また、ワクチン接種を心待ちにもしている今日この頃です。
   
         目安箱 (再掲)
          日頃のガイド活動で感じたこと、改善したいことなど会の改善に伴う建設的なご意見をお願いいたします。
         ご意見は画像をクリックしてください。
                
 
       勉強会2題 
      1.青柳理事長 「田中藩本多家の流山所領開始時期と初代船戸藩主の根拠確認
       船戸藩一万石になった本多家初代大名は四代正永からであるとする説が存在するが、これは初代正重が一万石の大名
       になったのが正しいとする確認資料。
        資料は
 こちら 
 
         2.事務局 関口(亘) 「七里ケ渡し(布施河岸)を訪ねて」 
      
シリーズ「船戸陣屋跡を訪ねて」、「藤心陣屋跡を訪ねて」に続き、「七里(しちり)ケ渡し(布施河岸)」を訪ねてみました。
      布施河岸は利根川上流に洲ができたときに、ここで船荷を下ろし流山の加村河岸(本多河岸)まで陸路で荷を運んだ場所
      です。流山との関連があるので、布施河岸は、現在どのような状況になっているのか。当時の面影が残っているのかが知
      りたくて訪ねてみました。 
       七里ケ渡しは、利根川の渡船場で、布施と戸頭(取手市)の間に設けられ、下総と常陸を結ぶ要衝として栄え、布施村に
      は5軒の旅籠があり宿場町的な繁栄をしました。また、布施弁天東海寺の門前町としても賑わいました。
      布施河岸は、七里ケ渡しに併設され、江戸時代の中頃に全盛期を迎えた場所です。東北地方からの船荷は、銚子から利根
      川を遡り関宿から江戸川を下り江戸へ運びました。しかし、利根川と鬼怒川との合流地点付近に洲ができたため、高瀬舟が
      通行できなくなり、布施河岸で荷を下ろし陸路加村河岸へ荷を運ぶようになったのです。
      明治23年に利根運河が開通すると、布施河岸はその役目は終わりましたが、七里ケ渡しは昭和30年頃まで存続していま
      した。 今回、布施河岸と布施弁天を訪ねてみました。 
      現地に行ってみたいという人は、車を布施弁天の駐車場に置いてから歩いて行かれた方が良いです。バスは本数が少な
      くて不便です。布施弁天から目的地まで徒歩約20分です。
      
 
 
      
      布施河岸跡は七里ケ渡し跡と同じ場所にあり、
     すずかけの木付近にあったとされています。

写真1 橋の先端付近が目的地。遠いいなぁ! 
  写真2 すずかけの木が目標
   
鈴懸けの木(プラタナス)付近に説明版がある   説明版
   

上記右写真の拡大
 

        七里ケ渡と布施河岸 (上記写真の説明版)

   七里ケ渡は、布施と対岸の戸頭(取手市)との間に設けら
  れた利根川の渡し場で、元和2年(1616)に江戸幕府が定めた
  利根川の渡し場16ケ所の一つです。布施村は、渡し場や河岸
  の設置により交通の要衝として栄え、江戸時代中頃からは関
  東三弁天と称される布施弁天東海寺の門前町としても賑わ
  いました。

   七里ケ渡には布施河岸が併設され、常陸、下野、南奥州筋
  の物産や銚子方面の鮮魚などの荷物の陸揚げを扱っていま
  した。

    当時、江戸への輸送には船運を利用するのが常で、利根川
  を遡り、関宿から江戸川を通じて江戸へ荷物を運んでいまし
  たが、次第に上流の河床が上昇し荷船の往来が困難となる
  と、布施河岸で荷揚げし陸路で江戸川の加村河岸(流山市)
  へ運ぶようになりました。

   明治23年、利根川と江戸川を結ぶ利根運河が開通すると、
  布施河岸はその役目を終えますが、昭和30年頃まで渡し場
  は続けられました。

   七里ケ渡の場所は、明治13年作成の迅速測図原図に示され
  た場所、昭和31年頃の写真や当時の利用者の話にあった場
  所と時代によって多少の違いがありますが、現在地である水
  神様の石塔付近とされています。

     平成21年3月31日  柏市教育委員会

 
   享保4年(1719)3月25日の渡し船の転覆事故で20人が
   亡くなった人への供養塔 (鈴懸けの木の根元にある)
   洪水時に流されてきた枯れ枝が木の根元に絡まってい
   た。
     洪水時に流されて投棄された2艘の船
     周囲は流木やごみが散乱していた。



   
   
   



      七里ケ渡しのビデオ(Youtube) (2分30秒)

      七里ケ渡し(柏のむかし話)

   流山市においても矢河原の渡し(本多河岸)の説明版の
   設置をしてほしいと思いました。
   柏市は史跡を大事にしている姿勢が感じられました。

七里ケ渡跡(上記写真の説明版)

   七里ケ渡は、布施と戸頭(取手市)との間に設けられてい
  ました。

  江戸幕府は元和二年(一六一六)八月、この地を関所の役割
  を兼ねた定船場としました。当時の渡船地点は、明治十三年
  作成の迅速測図、昭和三十一年頃の写真や当時の利用者の
  話等からこのあたりであったと推測されます。

    幕府が江戸の防衛の意味から、利根川に橋を架けなかった
  こともあり、下野と常陸を結ぶ要衝としてこの七里ケ渡は栄
  え、布施村には五軒の旅籠があって宿場町的な繁栄も見られ
  ました。また水戸街道の脇往還としての役割も果たしていた
  ことから往来が多かったようです。

   七里ケ渡には布施河岸が併設されていました。当時、東北
  地方、利根川下流、霞ケ浦沿岸の荷物は、利根川をさかのぼ
  り、関宿を迂回し江戸に向かうのが常でした。それが上流に
  洲ができて船の往来が困難になったため、布施河岸で荷を
  降ろし、陸路で江戸川の加村河岸(流山市)へ運ぶようにな
  りました

   明治二十三年に利根運河が開通すると、利根川をさかのぼ
  ってきた船は、利根運河を通じて江戸川へ出るようになり、
  布施河岸の役目は終わりましたが、七里ケ渡は昭和三十年頃
  まで続けられました。

           利根川上流河川事務所

現在の七里ケ渡し(布施河岸)跡の状況
    現地は枯草で覆われて川沿いには出られませんでした。船頭さんたちの荷卸しする活気ある声や布施弁天参りのお客さん達
   の賑わいが風に紛れて聞こえてきそうでした。遠い昔の賑わいが嘘のように荒廃して無くなってしまったという現実を見ました。
   流山で近藤 勇は新政府軍に出頭しましたが、その後、土方歳三は旧幕府陸軍奉行の大鳥圭介らと会津を目指すため、1868年
   4月13日から15日にかけて布施の東海寺(布施弁天)近辺の旅籠に宿泊し、この七里ヶ渡しで利根川を渡り、会津へ向いま
   した。
   現在、宿泊所は一軒もありません。
 
 
    利根川の布施河岸と江戸川の加村河岸を結ぶ道は、布施弁天や諏訪神社への道であり、物資を運ぶ重要な輸送路であった。
   江戸時代から鬼怒川や銚子から運ばれてきた穀物や利根川で捕れたウナギやコイなど荷馬に乗せて運んでいたこの街道は
   諏訪神社への参拝者が往来する信仰の道でもあっため、諏訪道と呼ばれました。当時の道は坂道が多く荷馬車は使えなく、
   米の運搬には、馬の背に米俵を2俵積んで運んだようです。布施で陸揚げされたウナギは高田の水切り場できれいな清水
   に放ち、元気を取り戻してから流山まで運んだと言われている。
 
   東海寺(布施弁天)
     「布施の弁天さま」として親しまれています。正式には紅龍山布施弁天東海寺と称し、大同2年(西暦807年)に弘法大師空海
  御作といわれる弁財天像をご本尊(秘仏)として開山された祈願寺です。平成18年には本堂・楼門・鐘楼が千葉県重要文化財の
  指定を受けました
  当山は嵯峨天皇より堂塔大伽藍を寄進され弘仁14年(823年)勅願所に指定されました。本堂は数度の戦火により消失しました
  が、本尊弁財天を篤信していた時の領主本多豊前守が98名の大名から寄進を求め、享保2年(1717年)、現本堂を完成させまし
  た。
                                           説明文は 柏市観光協会より


   「柏のむかし話」の中に、東福寺の「目つぶしの鴨」とそっくりな内容の「目つぶしの絵馬」の話があります。 こちら                                                             
 
楼 門 (千葉県指定文化財)



              本 堂(千葉県指定文化財)
   本堂内陣の天井には、諸大名の家紋が描かれています。
   本堂外陣の天井鏡板の竜は狩野探舟の作です。
   唐風の向拝を持つ三方破風造り総朱塗りの華麗な大本堂
   です。
 
   
  布施観音菩薩像 
   
 
         鐘楼(千葉県指定文化財)
€ 全国でも珍しい多宝塔式の総欅造りです。基担は、みかげ石積
 八角形、その上に十二本の円柱で円形の本体を構成。
 描く各の柱頭に十二支の彫刻を配して方位を表しています。
 設計は「からくり伊賀」といわれた、つくば市谷田部の名主飯塚
 伊賀七、その図面は完全な形で子孫に伝わっています。
三重塔


布施弁天東海寺YouTube (約3分
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